問題集、参考書を解く目的は、次に同じパターンの問題に出会ったときに解けるようにすることです。
そのためには暗記しなければならないのですが
「問題集の一字一句すべてを暗記」
これはさすがにダメですね。
全く同じ問題なんて出ないので意味がありません。
では、どこを暗記すればよいのでしょう。
暗記すべきことというのが事前の知識なんです。
事前の知識とは何かというと
問題文を見たときに何を発想できるのか
その発想内容が事前の知識です。
例えば一次関数の問題を見たら
交点の座標を求める
一般式はy=ax+b
a=傾き=変化の割合=yの増加量/xの増加量
bはy軸との交点=y切片
・・・などなど色々と発想することがあるはずです。
暗記すべき内容はこれら発想する内容なんです。
何も発想できなければその問題は解けません・・・
問題が解けるかどうかは、問題文を読んでいるときに決まります。
問題文を見たときに、何を感じるか
これが問題を解くために暗記すべきこと=事前の知識です。
問題を闇雲に解きまくるのではなく
解く前に感じる知識=事前の知識があるか確認してから問題を解き始めましょう。